第18話・進め、家電売り場探検隊!

 前回の第17話の最後で、思いついたら書くとか生意気言っていた舌の根も乾かないうちに第18話を執筆します(爆笑)昨日(10月22日)の日記で予告したとおりに海ちゃんとバイト面接に行った所から物語は始まりま~す!

 地下鉄・大通り駅の改札付近にある「不二家」のぺコちゃん前にみっつは佇んでいた。既に夕方なので高校生が多く目の前を通過して行くが、待ち合わせの相手はまだ現れない。
 (5分遅れるとメールしてきたが10分くらい経つぞ・・・。暇じゃ~。)
 とか、考えながら右側に目を向けると海ちゃんが歩いてきたのが目に入った。
 海ちゃん 「申し訳ない!お待たせしました~。エヘへへへ」
 みっつ 「やぁやぁ。それにしても、まだ面接の時間まで余裕があるね。」
 海ちゃん 「じゃあ、そこの本屋に入ってもいいですかねぇ?エヘへへへ」
 そんな訳で合流した2人は本屋に入り、雑誌などを立ち読みして時間を潰した。しばらくして2人は目的地へと移動を開始したが、まだ時間的には早かった。案の定、面接先のビルに到着したのは予約した30分前くらいで仕方なく話をして時間を潰すことにした。
 みっつ 「そういえばさ。ネット繋げるようになったよ~!」
 海ちゃん 「よかったですね~。じゃあ、日記や更新は任せますよ~。エヘへへへ」
 みっつ 「ああ、いいよ~。そういえば、例の兎は元気かい?」
 海ちゃん 「あまり元気ないですよ~。熊に飼いならされてるみたいです~。エヘへへへ」
 みっつ 「あらら。ホント、アホだよね~。」
 取り留めのない会話を交わし、40分くらいになったのでエレベーターに乗って上へと向かった。面接先の会社は分かり難い場所にあり、面接自体も面接というよりは当日にどの市町村に勤務できるのかを聞くというものだった。(ちなみに、面接したバイトは選挙の開票スタッフ)
 しかも希望者が200人を超えていると言われて意気消沈した2人は帰りにヨドバシカメラによっ行こうと思い、札幌駅へと歩を進めた。
 みっつ 「しかし。200人とはね~。これは、無理っぽいね。」
 海ちゃん 「そうですよねぇ。しかも、僕の履歴書なんて就職活動用だし、写真も後輩に顔が怖いとか言われた代物だから厳しいです~。もし受かったら就職決まった時よりも嬉しいですよ~。エヘへへへ」
 みっつ 「おいおい、大げさだね~。おっと、ヨドバシに到着したね。」
 店内に足を踏み入れた2人は軽く携帯電話のコーナーを見て周った。海ちゃんは買い替えを模索中のようだった。さらに奥に進むと、
 海ちゃん 「みっつ君、お腹空いてませんか~?エヘへへへ」
 と、突然に海ちゃんが言い出した。
 みっつ 「空腹なのかい?何か食べにいく?」
 海ちゃん 「いえいえ。この先のマックでソフトクリームでも食べませんか?エヘへへへ」
 みっつ 「相変わらず、甘いもの好きだね~!いいよ、行くかい?」
 マックへと行った2人だったが、ここで「マックシェイク」が安いことに気づいた。
 みっつ 「じゃあ、俺はマックシェイクのバニラで~!」
 バニラが好きなみっつは注文をしたが、その横で海ちゃんは迷っているようだった。しばらく、葛藤を繰り返して結局、シェイクの「ぶどう味」で手を打ったようだったが、
 海ちゃん 「お芋のパイも気になりました~。エヘへへへ」
 と、会計後に残念そうにこぼしていた。つくづく、小癪な男である。そんなこんなで座席に座った2人は、今日の出来事や近況報告をして少し話し込んだ。
 みっつ 「じゃあ、そろそろ行こうか?海ちゃん、今日は何を見るの?」
 海ちゃん 「色々あるんですけど、まずは洗濯機を見たいですね~。エヘヘへヘ」
 家電売り場に移動した2人は洗濯機を見て回ったが、流石は用意周到な海ちゃんである。既に重量等は調査済みで、今回は最後の下見として目星をつけるのに終始した。
 みっつ 「やっぱ実家にいると洗濯機はよく分からないね~。」
 海ちゃん 「そうですよね~。僕も静岡では、全く気にしてませんでしたからね~。エヘヘへヘ」
 次に2人が移動したのは冷蔵庫売り場であった。海ちゃんは、買い替えようとしているようだった。色々と見ている内に、
 海ちゃん 「みっつ君。見てください、この冷蔵庫。右からでも左からでも開くんですよ~。エヘヘへヘ」
 みっつ 「ほ~。こんなのがあるんだね!」
 海ちゃん 「こっちは、ワンタッチで開くみたいですよ~。エヘヘへヘ」
 みっつ 「ホントだ!面白いねぇ。」
 面白がった2人は冷蔵庫のドアを何回も開け閉めし、一時的に童心に返ったように遊んでいた。やはり頻繁に行く事のない家電売り場をじっくりと見てみるのは面白いものである。海ちゃんの下見も完了したので、2人は大通方面に歩きながら、道すがらラビの話(主にバッシング)をして微妙な盛り上がりで家路に着いたのだった。

 今回は昨日の出来事を急遽、番外編として書いてみましたがいかがだったでしょうか?海ちゃんとヨドバシに行くのも久々で面白かったですね。次回は当然ながら再び未定という事で突発的な更新にご期待下さい~!

※この物語は事実を元に構成されたノンフィクションです。
           [総監督・原作・監修] 海ちゃん
           [脚本・シリーズ構成] みっつ


© Rakuten Group, Inc.